神奈川県子ども自立生活支援センター(きらり)
神奈川県平塚市片岡
■ RC造・地上3階建■延べ9,145㎡
■設計 2012-2015 年■監理 2015-2016 年
■竣工2016年10月
◎2012年公募プロポーザル1等入選
◎2015年平成27年度神奈川県住宅営繕事務所長優良設計者表彰
◎2017年平成28年度神奈川県住宅営繕事務所長優良監理者表彰
様々な課題を抱えた子ども達に、乳幼児期から成人期まで、総合的な心理・医療等の専門ケアを行う拠点である。
本施設は、①「情緒障害児短期治療施設」(42名)、②「乳児院」(12名)及び
③「障害児入所施設j(42名)が統合され、「4部門棟」と呼ぶ「中央共用棟」(小・中学校、診療所、厨房施設、体育館等)を附帯」している。
「ユニット」と呼び、男女別、障害の程度に応じて子ども7名(乳児院6名と職員4名を構成員に、生活施設ワンセットのまとまりを形成する。各階に 2ユニットずつ、3施設で計8ユニットが配置された。
テーマとして、「①自分の家と感じられる親しみ易さ、②大人の目で見守られた安心感、③適度な街との見通し関係」を配慮した施設づくりを目指した。
【併設】平塚市立金目小・中学校五領ケ台分校
「五領ケ台分校」は、「子ども自立生活支援センター」に入所している情緒障害児42名が通う小・中学校として併設されている。
学校の教室群は中央部の 「4部門棟」の2階にあり、同レベルの体育館及びグランドへは、渡り廊下とブリッジを通じ、フラットで移動できる。




